非常に珍しい一台。
ボーエ・モーエンセンがデザインしたスクエアタイプのシェーカーテーブル。
彼がデザインしたいくつかのダイニングテーブルの中にあって、FDBで製作されたC18という
モデルが最もポピュラーですが、こちらはそのスタイルに近く、がっしりした肉厚なオーク材を
品よくエッジを落とす事で生み出された、素朴なスタイリッシュさとも呼ぶべきバランス感が
魅力の一台。
キッチンテーブルとでも呼びたくなる可愛らしいサイズの850mmというサイズは、意外と
4人でも使えるサイズで、2人で使うならば必要十分以上。
天板までを無垢材で構成されたこちらは、染みや傷のことなどあまり気にすることなく
ガシガシ使えて、久々きれいにしたいな…となった際には何度でも綺麗な状態へ
リフレッシュさせることが可能。
無垢材ならではの量感を感じさせるオーク材の豊かな表情は、まいにちの食事を並べる
ステージとして申し分なし。
また、都市生活のコンパクトな住まいへこれ以上ないほどジャストフィットするこちらですが、
ゆくゆく引越しをして大きなテーブルが欲しくなった、なんて時にお勧めしたいのは
デスクとしての活用。
幅がコンパクトな分、奥行きでカバーすることができるので、お部屋の隅にレイアウトをして
2辺を壁付けにしてしまえば勿論邪魔になるはずも無く、スタンドランプを置けば
ネオ コンパクトな書斎スペースへ早変わり。
その収まりのよさゆえ、生活スタイルが変わっても何かと役に立ってくれる。
気の置けない一台です。