ダイニングテーブルは食事をするところなのだけれども、そこは食事を彩るステージでもある。
そう考えると、いかにダイニングテーブルが日々の食事、ひいては暮らしに重要なのかが
はっきりと見えてくる。
ただ、大きさが問題なければ良いというものでは無いんですよね。
デザイン、手触り、そして素材の持つ表情。
それら全ては、さりげなく、かつ、確実に食事のシーンへ影響を与えるわけで、そんな
大事なステージだからこそ、とびきりお気に入りの一台を選びたい。
こちらのラウンドテーブルは、高級材ゆえあまり見かけることの出来なくなった
ローズウッド材のもの。
50年以上も使い込まれる中でさえ美しい色つやをたたえるローズウッドは、きめの細かな木肌と
深みのある表情が無二の価値を感じさせてくれる素晴らしいマテリアルですが、もともとの
少ない資源であることに加えて乱獲により数を減らし、伐採が完全に禁止されてしまった
素材でもあります。
ラウンドテーブルは角がないため、満遍なくスペースを使えるのがメリットですが、そこへ
加えて2枚のエクステンションを備えており、相当な人数が押し寄せようとへっちゃら。
（椅子が足りれば、ですが。）
必要以上に主張しないデザインゆえ、合わせる椅子を選り好みすることなく引き立ててくれそうです。
毎日使う、面積の大きなテーブルだからこそ。
食事が美味しくなるような一台を選びたいですね。



エクステンション天板サイズ : 485×2枚