Instagram | haluta_vintagefurniture

Hans J Wegner GE236 3シートソファ チーク

デイベッドでなくとも、寝られるソファがある。

巨匠 ハンス・ウェグナーがデザインした数多くの家具。
その中にあって、ゆったりとしたサイズが特徴のこちら、GE236。
最もポピュラーなひとつであるGE290と並び、ウェグナーのデザイン力、ひいては彼が
家具に注いだ情熱を存分に感じられる名作の一つ。
このソファの何がそんなに良いって、それはトータルバランス。
強豪ひしめく黄金期のデンマークにあって、美しいソファは多くあるし、座り心地の良い
ソファだって沢山ある。
そんな中で236が輝くのは、やっぱりトータルバランス。
デザイン、堅牢性、座り心地、そしてランニングコスト。
それら全てが◎となると、そう多くはない。けれど。
デザインは、木フレームソファならではの軽やかさとともに、ファブリックに包まれた
アームゆえの張り包みソファのごとく柔らかなシルエットも持ち合わせている。
そして、すっと横方向に伸びる背面のフレームワークの美しさは、何と言ってもこの
ソファがもつ象徴的な見所。
デザインから目を離すと、やはり日常道具として真価が問われる座り心地。
よく比較される290と大きく違うのは、座り心地というより着座感。
座面と背もたれの傾斜が鋭い290と比べ、ソファとしてはフラット寄りな傾斜が
必要以上にソファへもたれかからず、でも、確実に身体を支えてくれるんです。
また、デイベッドでなくとも寝られるというのは、そのフラットな座面と
ゆとりのあるサイズ、そしてマットレスメーカーであるGETAMA社が生んだ反発力に富む
スプリング内包クッション。
ゆえに、身長のある男性もまったく問題なし。
さらに、永く愛用する上で忘れてはいけないメンテナンス性。
各ブロックごとに分かれた6つのクッションは、それぞれサッとカバーを外せて
張替も容易だし、フレーム一体にも見えるアームは下側のボルトを回せば取り外しが可能。
ソファまるごと張替するのにも、クッションとアームだけで済んでしまい、何なら
内部のウレタン材だってスプリングがあるお陰で必要量も少なくて済む。
サスティナブルで、結果、張替時のコストをシッカリと抑える事ができてしまう。
えいやっと一度手にさえ入れてしまえば、丈夫に造り込まれたフレームと、考え抜かれた
クッション構造でランニングコストをかけずに快適な座り心地を維持出来てしまうなんて
やっぱりウェグナー、そして236というソファ、恐るべし。
そう多くない◎の条件を、満遍なく満たしてしまっているんです。
今回のフレームは、珍しいチーク材のもの。
そして今回セレクトした張地は、kvadrat社のwillow。
複雑な織りが生む立体感と、落ち着きのなかにも控えめな鮮やかさを
感じさせてくれる大人びたパープルは、シーンを選ばず
馴染んでくれます。
せっかくなら壁につけず、背面が見えるところへ大胆に置いて
もらいたいなぁと、そう心から思わせる逸品です。

張地 : Kvadrat Willow 582 (パープル)

Hans J Wegner GE236 3シートソファ チーク

  
型番 V1804054
MAKERGETAMA
DESIGNHans J Wegner
materialチーク
SIZE W2110 D860 H795 SH410
送料ランクF
販売価格 0円(税込)

SOLD OUT