天板も、幕板も、脚部も。
流麗なラインが生み出す美しさが細部まで徹底されているこちらは、デンマークヴィンテージの
底力を感じさせるサイドテーブル。
筆返しと呼ばれる天板の処理は、フィン ユールやグレーテ ヤルク、スヴェン エー マドセンなど
造形美を追求するデザイナーたちが好んで用いたスタイルで、上手く処理しないと天板以外の
デザインが劣って見えてしまったりする為、中途半端には使えないワザ。
その点、このテーブルは全くもってそんな心配を寄せ付けないトータルデザインを成し遂げていて、
一貫した美しさが細部にまで行き渡っています。
勿論、デザインで注いだ力を無駄にしない為、素材にも妥協なし。
木目の美しいチーク材は、作りたてだった当時よりも深い色味と表情を帯びており、文句を
つけたくても隙がない。
小さな家具にも気を抜かない。
そんな方に使って頂きたいテーブルです。