選択肢の多いデンマークのエクステンションテーブルで、スタンダードなものの良さも分かる
けれど、もう一歩踏み込んで良さがぎゅっと詰まった一台を選びたい。
そんな想いを裏切ることなく、想像を超える満足感をもたらしてくれる中の一台であるこちら。
有機的なラインとエッジの利いたフォルムとのバランスで、サイドボードをはじめとした多くの
良作を生み出した名工房、Omann Jun により製作されたこちらは、何も考えずとも
エクステンションの天板を引き出してみれば、製作精度の高さからくる至極スムーズな
スライド動作によりあっという間にその動作を終えることが出来、気持ち良さすら感じるほど。
デザインなど見ずとも、ただ道具として使ったときに普通じゃないことが伝わってくる。
そういった、道具としての良さを備えながら、プロダクトとしての美しさを追求しているのも
多くあるものの中で秀でているポイント。
表情豊かな板目のチーク材で造り込まれた天板と、緩やかにハの字を描くオーク材の脚部との
コントラスト、そして、立体的なラインを描く天板下の幕板は、意匠的な美しさはもとより
人が使った時に足入れのスペースにゆとりをもたらしてくれ、道具として使ったときの
快適性を両立してくれる。
デザインだけ、とか、造りだけ、とか、そういった一つの要素だけを追求したものは日常と
疎遠になることが多いけれど、こういった優秀で美しい日常道具は疎遠にならず、むしろ
使うごと肌に馴染んで愛着が湧いてくる。
良しも悪しも抜きにしてモノが溢れる時代に、60年も前に作られたものが日常の豊かさたるやを
教えてくれる。
なんだか素敵な事ですよね。

※ダイニングテーブルは事前のご相談がない場合、組立完成状態でのお届けとなります。
ご検討の際は事前の搬入経路確認をお願いいたします。
オプションにて分解状態での配送も可能ですので、詳しくはお問い合わせ下さいませ。