ナナ ディッツェルやグレーテ メイヤーと並び、数少ない女流デザイナーとして美しい
多くをデザインしたグレーテ ヤルク。
そうそう出回らなくなったソファとともに彼女の代表作の一つでもあるこのテーブルは、
難しいバランスである‘薄すぎない’というポイントを完璧に押さえており、その隅々まで量感を
感じさせつつも美しく流麗。
絶妙にふくよかなんですよね。
簡単に性別の違いで片付けたくはないけれど、やっぱりそこには女性らしさとも言える
バランスが存在しているんです。
このテーブルの面白いところは、その天板。
天板の裏側には筆返しが施されており、筆返しが施された側を表にして製作されたものも
あるんです…!
わざわざ筆返しを施しておきながら、隠してしまうなんて勿体無い!と最初こそ思いましたが、
さて、気付くでしょうか。
このテーブルは表がフラットなタイプですが、横から見たシルエットには確かにその筆返しが
活きており、縁から中心部に向けて穏やかに盛り上がり、そしてまた減衰していくそのラインは
静かに、でも、確かに印象的なフォルムをこのテーブルに与えてくれているんです。
とかく彼女のデザインする家具の多くにおいて、このライン構成の美しさが表れていて、
デザイン以外の分野でも活躍した彼女の、いちデザイナーとしての非凡さを感じ取ることが
出来ます。
今回入荷したものは1600サイズで、このラインの美しさを感じるにはベストサイズ。
3シートソファにジャストフィットな、絵になるコーヒーテーブルです。
Grete Jalk コーヒーテーブル チーク
型番 |
V1811091 |
maker | Glostrup Mobelfabrik |
design | Grete Jalk |
SIZE | W1600 D595 H495 |
material | チーク |
送料ランク | D |
販売価格 |
0円(税込)
|