Andreas Tuck の303番から続くX-leg(クロスレグ)一連のシリーズの中で、その本体の持つ迫力と優雅さは一つ飛び抜けている存在、AT-304。
AT303とAT309が対となっている関係に対して、AT304はおそらく調べる限りはエクステンションのない形状は存在しないようです。
特殊な形状をしている脚部。X-leg(クロスレグ)と一括りにするにはあまりに美麗な曲線が、このテーブルの魅力全てをこの脚まわりへと凝縮しているように感じさせます。
そんな脚部から伸びるのが、幕板を廃した全体にミニマルで潔いデザインの中で天板とその両翼をつなげる4本の真鍮バー。機能美という言葉がこれほどしっくりとくることがないほどに、4本の織りなす佇まいは、天板を畳んでいても広げていても、そのどちらも心躍る姿へ出合わせてくれます。
天板はチーク、金物に真鍮を使い脚部はオーク。お得意のマテリアル達をシンプルな構造でまとめ、どの角度から見てもいい。それでいてインパクトは抜群。どこをみても溢れ出るこの哲学に脱帽です。
そんなX-regシリーズ、伸長のないAT303やコーヒーテーブル AT308などのシリーズの中で、AT309の迫力に引けを取らないこのAT304。
両翼、と呼ぶに相応しい左右に携えたドロップリーフはその見た目に反して力要らずに軽々と広げることができます。
大人数が集まるシーンでもゆったりと過ごせる。畳んだ状態も様になる。選ばない手がないですね。
差込口:W1100 H685
現在、
haluta karuizawa instock showroom にて展示または保管中です。