デンマーク人個々のクラフト感にも多様性があり、この様なテーブルが出回ることが度々あります。
こちらの個体、一見ちょっと珍しい3本脚の丸テーブルかと思いきや。よくよく見ると、Hans J Wegner の ハートテーブルの台枠が使われている気がします。
それ以外の部分は、どうやら他のパーツに交換されているみたい。
おそらく天板や脚にダメージが強くて補修を諦めたのか。それともなぜかハートテーブルの幕板だけを手に入れたクラフトマンが、思いついちゃったのか。
パーフェクトなハートテーブルは、こちらにて販売しておりました。(
FH4601 & FH4103 )
その特徴的な脚の付け根のデザインはそのままな点。
もしかしたら精巧に真似をして作ったのかも。でも、それにしたって似過ぎ。ぜひ気になる方は見比べてみてください。
この様なユニークな組み合わせの家具になっても、デザイン性が崩れることなく、どこか、おや?と僕らに思い立ち止まらせる佇まいとなってしまうのは、やっぱりデンマークのヴィンテージ家具の魅力ですね。
こちらの掘り出し物な丸テーブル、オススメ です。