まるでコンパスのような、、、
凛とした立ち姿が美しく、数あるウェグナーチェアの中でも独自の存在感を放つこちら、CH29。
その特徴的な背板のシルエットから‘エックスバック’や‘クロスバック’とも呼ばれ、デザインもさることながら、腰掛けたときのフィット感が素晴らしい秀作でもあります。
そのフィット感、どこから生み出されるのか、、、と見てみると、それはグイッと大きく弧を描く背もたれだったり、想像以上に深く掘り込まれた座板だったり、そのバランスを纏め上げる絶妙な座面の奥行きだったりと、細かな工夫の積み重ねによるものだということに気づかされ、あらためてウェグナーの凄さを知ることとなります。
決して背の高いチェアではありませんが、テーブルやデスクに合わせて使うと
その特徴的なクロスバックがひょっこり顔を出し、豊かな表情を感じさせてくれます。
今回のものはチークとオーク材のタイプ。
あまり当時から出回らなかったと思われるチーク材が使われたこちらは
現地でも出合う機会が少なく、希少な一脚。
毎日の食卓を快適にサポートしてくれる、頼もしいチェアです。
座面は経年変化バリバリのレザーをそのままにしています。座り心地が大事な方はお張り替えした方がいいと思いますので別途お問い合わせください。
雰囲気重視で、このまま飾っておきたい。たまに座ります。という方は一旦このままお部屋にお迎えいただけたら嬉しいです。
現在、
haluta karuizawa instock showroom にて展示または保管中です。