これがスチューデントデスクとは、いやはや恐れ入ります。
前脚がスッとインセットされたことで、ごくシンプルにも関わらず、明らかにこの
デスクの個性が昇華されている。
でも。
デザインを目的にしないのが北欧家具。
なぜそんなことを？と考えると、やはり意味がある。
サイドに備えられたフックは、もちろんの事ながらバッグを掛けておくための
ものなのだけれど、それなりに大きなバッグを掛けると通路の妨げになる。
そんな問題を解決するために考えられたデザイン。
フックを内側につけると足入れがしづらくなるし、脚部を全体的にインセットさせると
やはり狭くなる。
そういった事を踏まえて、かつ、なんだか可愛らしいデザインにしてしまう。
実用性を踏まえてデザインするって大事な事なんだなぁと、つくづく感じさせられる。
天板だってそう。
ときに勉強をしたり、工作をしたりと、不特定多数のやんちゃ達により過酷な状況へ
晒される天板には、多少の傷ならリセットできてしまう無垢材をセレクト。
いやはや、恐れ入ります。
スクールデスクゆえ、子供用でしょ？という心配があるかもしれませんが、それは無用。
高学年用ゆえ、高さは一般的なダイニングテーブルやデスクのそれと同じ。
絶妙に浅い奥行きは、そう大きくない日本のインテリアシーンにおいても嬉しいポイントで、
念願のワークスペースにうってつけ。
ビューローだとPCが出しっ放しにできないし、よくあるデスクだと立派すぎて。。
という方に、ジャストフィットな一台です。

　

　

現在、haluta karuizawa instock showroom にて展示または保管中です。