シンプルな構造ながら、いくつか目を惹く造形。ウェグナーあるあるです。

　

Hans J Wegnerの作品には、このような形のチェアはいくつかあるような？と思った方も多いのではないでしょうか。
たとえば、ハートチェア(FH4104) やエルボーチェア(CH20)などはパーツごとに比較をするとなんとなく似ている。でもちょっと違う。

　

Fritz Hansen(フリッツ・ハンセン)社から発表されたFH1934モデルは、比較的流通の数自体が少ない方で、他の名の売れたチェアが数多くあるwegner作品の中だと少し玄人向けなデザインかもしれません。

ポイントの1つは、背もたれと脚部のつなぎ部分。
特徴的な背もたれの形状は、雑に繋げれば悪目立ちしそうなところですが、ドンッ、と被せながらそれを支える手のような削り込んだ脚部が受け止めている。こんな収め方もあるのかーと、感心してしまいますね。

素材にはビーチ材が用いられ、デザインの重さを軽やかな印象に変えています。しっかりとした座り心地が張地のレザーと共にこのチェアの印象を引き締めてますね。
明るめの木材、ビーチと黒レザーのコントラストでより一層魅力が増した一品です。

　

座面のレザーは買付時のままとなります。まだまだ使用可能ですがお張り替えをご希望の方は別途お見積もりも可能ですのでお問い合わせください。

　

現在、haluta karuizawa instock showroom にて展示または保管中です。