【商品概要・背景】
1950年代、デンマークのNaestved Mobelfabrikでつくられた、Ejnar Larsen(アイナー・ラーセン)とAksel Bender Madsen(アクセル・ベンダー・マドセン)によるマガジンラック。二人はデンマーク王立芸術アカデミーで家具デザインを学び、Kaare Klint(コーア・クリント)のもとで学んだのちに、1947年から共同で家具を手掛けるようになります。機能性を大切にしながら、素材そのものの美しさや、職人の手仕事を活かした軽やかな家具を多く残したデザイナーです。
そんな二人が手掛けたこのマガジンラックで目を惹くのは、なんといっても大きく弧を描いた木のフォルム。チークの積層材をゆるやかに湾曲させた本体に、無垢材のフレームと籐の持ち手を組み合わせています。直線的な構成になりがちな収納家具ですが、曲げられた木の表情によって、どこか柔らかく、彫刻のような佇まいに仕上げられています。雑誌や本を収めるという役割は、とてもシンプル。けれども、この家具は収納物がなくても美しく見えるように。持ち手に使われた籐の木の重さをほどよく和らげるアクセントや横から眺めたときは木が描く曲線とフレームがきれいに重なり、ソファやラウンジチェアの傍らに置くだけでも、ひとつの家具として空間に馴染みます。
「細部は機能的であると同時に美しく、素材の性質を活かす」という二人のデザインに対する姿勢が、こうした小さな家具にもよく表れています。
道具としての役割を果たしながら、それ以上に、置いてある姿そのものを楽しめる。日々の暮らしのすぐそばに置いて使いたくなる、1950年代のデンマーク家具です。
【 詳細サイズ 】
【 商品状態・特徴 】
使用上に影響するような大きな欠損・修復痕などなく、良個体と存じます。
【 メンテナンス状態 】
本体部:木部_サンディング済み+表面_オイル仕上げ
【 展示/保管店舗 】