北欧家具で叶えるおしゃれ空間！色合いとレイアウト・配置のポイント

ベースとなる色合い

北欧風のおしゃれな空間は、白・グレー・ベージュ・ライトブラウンといったニュートラルカラーを基礎としています。

これらの落ち着いた色合いは、リビングなどの空間に広がりと明るさをもたらし、北欧デザインらしいシンプルで洗練された雰囲気を演出します。おしゃれな家具を選ぶ際も、まずはベースとなる色調を統一することがポイントです。

自然素材がもたらす温かさ

北欧家具の魅力の根幹には、自然素材が持つ温かみがあります。

北欧家具はチーク材やオーク材などの木製家具が多く、その質感と美しい色合いが空間に安らぎを与えます。そこに、リネンやウールといった自然素材のファブリックを組み合わせることで、温かみのあるおしゃれな空間を演出できるのです。

アクセントカラーの上手な使い方

ベースの色合いを落ち着いたトーンにすることで、鮮やかな色をアクセントとして取り入れた際に、空間がよりおしゃれになります。

クッションや小物などで、ブルー、イエロー、グリーンなどの鮮やかな色合いを少しだけ配置すると、空間が一気に引き締まります。アクセントカラーは全体の10％以下に抑えるのが、おしゃれに見せるコツです。

リビングを広く見せるレイアウトのアイデア

北欧家具が持つシンプルなデザインを活かし、リビングをより広くおしゃれに見せるためには、配置を意識しましょう。

ソファやキャビネットなどの大きな家具は壁に沿って配置し、空間の中央に余白を作るのが基本です。床面が多く見えることで、リビング全体が開放的に感じられ、北欧らしいすっきりとした空間が生まれます。

でーも！床を意識して壁面を隠しすぎると圧迫感が強くなりがちなので、あくまで壁の余白にも気を使いながら考えてみてくださいね。

開放感のあるダイニング空間を作るアイデア

ダイニング空間も、食事の時間を心地よく過ごせるおしゃれなレイアウトを目指しましょう。

ペンダントライトなどの照明をテーブルの中心に低めに配置することで、テーブル上がフォーカルポイントとなり、温かみのある空間が生まれます。形や色合いを変えた椅子（ミックスマッチ）を取り入れるのも、おしゃれなアイデアです。

家具の色合いを起点としたレイアウトのアイデア

北欧家具の核となる木材の色合いを起点にレイアウトを考えると、全体に統一感が生まれます。チーク材の赤みのあるブラウンを基調とするなら、ラグやカーテンも同系色の濃淡で揃えます。家具の色合いから広がるグラデーションを意識すると、リビング・ダイニングの空間が、自然で統一感のあるおしゃれな空間に仕上がるのです。

ちなみに、木の材種を揃えた方がいいのか、という質問をよく受けるのですが、気にしすぎないで！結局同じ木なら意外と大丈夫ですよ。ってお答えしています。

動線を確保するための家具の配置のポイント

どんなにおしゃれな空間でも、動きづらい動線では快適な暮らしとはいえません。家具の配置は、人の動きやすさ（動線）を考慮することがまず大事なポイント。

リビングではソファとコーヒーテーブル、テレビとソファの間など、家具間の通路幅を最低60cm以上確保することが基本です。これにより、ゆとりのある空間が生まれ、見た目にも豊かな印象を与えます。

主役となる家具の配置場所のポイント

北欧家具はデザイン性に優れているため、主役となる家具を最も美しく見える場所に配置することが、おしゃれな空間づくりのコツです。

ソファや存在感のあるチェアを、窓からの光が美しく当たる場所に置いたり、壁面を背にして視線を集めたりするなど、主役の家具の魅力が際立つ配置を意識しましょう。

壁面や窓を活かしたおしゃれな配置のアイデア

おしゃれな空間を作る際は、家具だけでなく、壁面や窓からの光も重要な要素として活用しましょう。

キャビネットやシェルフに小物を配置する際、高さや奥行きに変化をつけると立体感が生まれておしゃれに見えます。窓からの自然光を遮らないよう、背の低い家具を中心に配置するのもおすすめです。

Q．北欧風の空間を作るために気をつけたほうがいいことはありますか？

A．お部屋全体の色合いに注意しましょう。白・グレー・ベージュ・ブラウンなどのニュートラルカラーを基本に、アクセントカラーは少量に抑えることがコツです。

Q．リビングを広く見せるにはどうしたらいいですか？

A．ソファやキャビネットなどの大きな家具を壁に沿って配置し、空間の中央に余白を作るのがおすすめです。

Q．北欧家具を取り入れる際、配置と動線で注意すべきことはありますか？

A．通路幅を最低60cm以上確保するよう家具を配置することで、機能的でおしゃれな暮らしを実現できます。また、主役の家具を美しく見える場所に配置し、魅力を際立たせることも大切です。